Access

アクセスでメニューフォームの作り方と起動時に表示させる方法

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ACCESSで作成したテーブルやクエリ、フォームなどのオブジェクトは、全てナビゲーションウィンドウに収納されます。

オブジェクトを沢山作っていくと、ナビゲーションウィンドウにオブジェクトがいっぱいに並び、使いずらくなってしまいます。

例えば、オブジェクトは沢山あるが、実際自分が使うのは、2~3個のオブジェクトだけだという場合には、メニュー画面を作成して、そこによく使うオブジェクトだけを、ボタンに登録し配置する方法をおすすめします。

また、Accessを起動したらすぐに、そのメニュー画面が開かれるようにしておくと、更に使いやすくなりますので、やってみましょう。

 

 

 

1.メニューフォームの作り方

メニューホームを作るには、白紙のフォームを用意して、コントロールウィザードを使うと簡単にできます。

今回は、「スウィーツ売上管理」データベースから、スウィーツの入力と印刷をするためのボタンを配置したメニューフォームを作成する方法をご紹介します。

 

(1)フォームを開くボタンを作成

①《作成》タブー《フォーム》グループー《空白のフォーム》をクリック

白紙のフォーム

②フォームが作成されると、《フォームレイアウトツール》タブが表示されます。

《デザインタブ》ー《コントロール》グループー《コントロールウィザード使用》をオンにしておきます。これで、対話形式でコントロールを作成できます。

コントロールウィザードオン

③同じく《コントロール》グループー《ボタン》をクリック。

マウスポインタの形が、+ になるので「空白のフォーム」の中で、クリックします。

ボタン

④すると《コマンドボタンウィザード》ダイアログボックスが表示されます。左側の《種類》でボタンがクリックされたときに実行する動作を指定します。今回は、「フォームの操作」です。

右側の《ボタンの操作》で「フォームを開く」をクリックして、次へ。

コントロールウィザード種類

⑤すると、作成済みのフォームの一覧が表示されるので、開きたいフォームを選択して次へ。コマンドウィザード

⑥「すべてのレコードを表示する」をクリックして、次へ。コマンドウィザード3

⑦ボタンに表示する文字列またはピクチャを指定します。今回は、文字列にして、「スウィーツリストフォームを開く」と入力します。コマンドウィザード4

⑧ボタンの機能がわかるようなボタン名を入力して、完了。

コマンドウィザード5

⑨フォームにボタンが作成されました。

スウィーツリストフォームを開く

 

(2)レポートを開き、印刷プレビューを表示するボタンを作成

①先ほどと同じように《コントロール》グループー《ボタン》をクリックして、ボタンを作成します。

《コマンドボタンウィザード》ダイアログボックスが表示されたら、《種類》で「レポートの操作」、《ボタンの動作》で「レポートの印刷」をクリックして、次へ。

コマンドウィザードレポート

②印刷するレポートを選択して、次へ。

コマンドウィザードレポート

③ボタンに表示する文字列を入力して次へ。

コマンドウィザードレポート3

④ボタンの名前を入力して、完了。コマンドウィザード完成

 

⑤ボタンとボタンの間隔を少し広げます。

《配置》タブー《位置》グループー《スペースの調整》ー《普通》をクリック。

スペースの調整

 

メインメニューもナビゲーションウィンドウのフォームに収納されるので、Access起動時に画面に開いて表示されるように設定しましょう。

 

2.Access起動時にメニューフォームを表示する方法

 

①ファイルーオプションー現在のデータベースーフォームの表示ーメインメニューをクリック。

メニューフォームの表示設定

 

3.まとめ

まとめ

Accessのメニューフォームを作成すると、ユーザーがオブジェクトを開く操作が簡単になります。

メニューフォームは、「空白のフォーム」から「コントロールウィザード」を使うと質問に答えていくだけで簡単に作成できます。

メニューフォーム作成後は、Accessのオプションで、起動時にフォームを表示する設定をしておきましょう。

 

 

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