目次
1.ニキビができた場所でわかる体の不調
①おでこ、生え際、眉間のニキビ
□肺機能が低下しているなど呼吸器系の不調のサインです。
□生え際からこめかみにかけてのニキビは、過度なストレスなど精神的不安定の兆候という場合も。
ほかの原因
□10代では、ホルモンの変化により皮脂が過剰に分泌されることが原因となっている場合が多い。
□髪の毛や整髪料による刺激、シャンプーやトリートメント、洗顔石けんの洗い残しなども。
②鼻のニキビ
□鼻のてっぺんは、胃もたれ、消化不良など胃の機能が低下しているサインです。
ほかの原因
□毛穴の多い場所なので、ファンデーションや汚れが落ちていないと毛穴が詰まりやすいです。
□角栓ケアによる刺激で皮脂分泌が過剰になっている。
□不規則な生活や食事の影響によって、皮脂分泌が過剰になっている。
③頬のニキビ
□右頬は、気管支炎、風邪、咳、喉の痛みなど肺の機能が低下しているサインです。
□左頬は、血行不良、生理によるもの、寝不足など肝の機能が低下しているサインです。
ほかの原因
□乾燥、冷え、不規則な生活習慣により、ホルモンバランスが崩れ皮脂分泌が過剰になっている。
□脂肪分の多い食事により皮脂分泌が過剰になっている。
□不潔な寝具やバスタオルなど雑菌が繁殖しているものを使っている。
④口の周り
□ 暴飲暴食で胃に負担がかかっていることがほとんどです。食生活の見直しが必要です。
□冷たい物の摂りすなど冷えが関係していることも。
⑤あご
□婦人科系のトラブル、体の疲れ、足のむくみなどの腎の機能が低下しているサインです。
ほかの原因
□過度なストレスによるホルモンバランスの乱れ。
□生理前のホルモンバランスの乱れ。
□あごから首にかけてのニキビは、体の冷えが原因のことも。
□ 睡眠不足や不規則な食生活などの生活習慣が原因の場合も。
2.年代別ニキビの原因
ニキビができる仕組みは、毛穴の出口の角質が厚くなり、毛穴をふさいでしまうことから始まります。ふさがれた毛穴の中に皮脂が詰まりそこにアクネ菌が繁殖することでニキビができます。ニキビは10代で多いイメージですが、20歳をこえてからできる大人ニキビと呼ばれるものも増えています。
①10代のニキビ
10代のニキビの原因は、思春期で皮脂の分泌が活発なことから過剰に分泌された皮脂が固まり、毛穴を詰まりやすくしているということがあげられます。
②20代のニキビ
20代のニキビの原因も、女性ホルモンの分泌がさかんなことから過剰に分泌された皮脂が毛穴をつまらせている場合が多いです。
また、ストレスや生活習慣の乱れなどが原因になっていることも。
③30代からのニキビ
30代からのニキビは、皮膚のターンオーバー(=新陳代謝)が遅れがちになり皮膚表面の角質層が厚くなったり硬くなって毛穴を詰まらせる場合が多いです。またストレスやよくない生活習慣、ホルモンバランスの乱れが原因となっていることも。
10代や20代の頃のニキビは過剰に分泌された皮脂が原因のことが多いので、おでこや鼻周りなど皮脂の分泌が多い部位にできやすいのです。30代以降の大人ニキビになると、あごや口周り、頬など比較的乾燥しやすい部位にできる傾向に変化していきます。
3.ニキビの種類
気づかないうちにでき始め、炎症を起こしたニキビは状態が進行します。悪化を防ぐためにも、ニキビの進行を理解しておきましょう。
①できはじめ
皮脂の過剰分泌や、乱れたターンオーバーなどにより角質が厚くなり毛穴の出口をふさぐなどで、毛穴が詰まることからはじまります。
②白ニキビ発生!
毛穴が詰まると、皮脂が毛穴の中に詰まり、アクネ菌が繁殖しはじめる。毛穴に皮脂がつまって白っぽく見えるので「白ニキビ」とよばれます。痛みや腫れはありません。
進行すると炎症をおこすことがあるので、早めのケアが大切です。
③黒ニキビ
白ニキビが酸化した状態が「黒ニキビ」です。
毛穴につまった皮脂が表面に出て、空気に触れて酸化し、黒っぽく見えることから「黒ニキビ」とよばれます。
④赤ニキビになる
白ニキビや黒ニキビが悪化してできるのが「赤ニキビ」です。
ニキビの原因となるアクネ菌は、皮脂を栄養にして増殖します。すると、白血球がアクネ菌を攻撃しはじめ炎症を起こし、皮膚が赤く腫れ盛り上がるので「赤ニキビ」とよばれます。
⑤黄ニキビ
赤ニキビの状態がさらに悪化すると、ニキビの中に膿(うみ)をもった「黄ニキビ」へと変化します。赤ニキビ、黄ニキビへと症状が進んでしまうと治るのに時間がかかります。
⑥ニキビ痕の陥没
ニキビができたら初期段階で早めのケアをすることが大事です。赤ニキビや黄ニキビなど炎症が強くなると、毛穴まわりの皮膚組織が壊れてしまい陥没が残ることがあります。
4.ニキビの潰し方は?
ニキビの芯を出せば早くキレイに治る
「ニキビは潰したら痕になる」とよく言われますが、初期の白ニキビの状態であれば、自分で潰して治すことができます。
実際には潰すというより、中の芯を押し出すという感じです。お風呂上りの肌が柔らかく清潔な状態のときに行います。ばい菌が入るのを防ぐために、手では触らないようにしてください。やり方は、綿棒を2本使って芯をはさむようにして押し出します。
または、「コメドプレッシャー」という専用の器具を使ってみるのもよいでしょう。
ただし、炎症をおこしている「赤ニキビ」は自分では触らないようにしましょう。皮膚科を受診しましょう。